お問い合わせ・ご相談はお気軽に

042-531-8998042-531-8998

診療時間 平 日 09:00~12:00 15:00~18:00
水・土 09:00~12:00
休診日 日曜・祝日

花粉症について

花粉症でお困りの方へ

花粉症のイメージ

花粉症は、アレルギー性鼻炎の一種で、特に植物の花粉が原因となって、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみなどの症状を起します。
スギ・ヒノキの花粉が有名ですが、アレルギーを引き起こす植物はスギ・ヒノキ以外にも実はたくさんあります。花粉を原因とした季節性アレルギーの他に、ハウスダストやダニなど、季節を問わず発生するものを原因とした、通年性アレルギーというものもあります。


治療法

当院では、アレルギー検査を行っています。

花粉症をはじめとするアレルギー性鼻炎は、治療を始める前にアレルギーの原因(アレルゲン)を特定することで、症状を起こりにくくすることができます。
アレルギー検査では、問診、鼻鏡検査を行うとともに、血液検査を行ってアレルゲンを特定します。その上で、花粉症を含めたアレルギー性鼻炎の治療は、抗原回避と薬物療法を中心に行います。

内服薬

花粉症に対しては飲み薬では第2世代抗ヒスタミン薬が主役となります。
一般的に、花粉症治療に用いられている第2世代抗ヒスタミン薬を、スギ花粉の飛散が開始する2週間前(症状の出る前)から飲み始めます。
症状が出てから薬を飲み始めるのに比べて、症状が軽くすむことが多いとのデータが出ています。特に鼻汁、くしゃみが強いタイプの人に効果的です。

鼻噴霧用ステロイド薬

飲み薬以外では鼻炎症状に対して鼻噴霧用ステロイド薬がよく使われます。
有効性が高く、効果が出るのも早いです。また、安全性も高く、小児でも使用できます。

効果が強く副作用が少ないため、症状が強く出る人や鼻づまりが強い人には、内服薬に加えて局所ステロイド薬のスプレーを併用します。
局所ステロイド薬のスプレーは、ステロイドの内服薬と違い使用量がごく微量で体に吸収されにくいため、安心して使用して頂けます。

点眼薬

スギ花粉症などの季節型アレルギー性結膜炎では、まず抗アレルギー点眼薬を使います。
抗アレルギー剤のみではかゆみが収まらない場合にはステロイド点眼を併用することになります。

●抗アレルギー剤

症状が軽度な場合には、すぐに作用しますが、通常は使用開始し徐々に効果が増し数日から2週間くらいで効果が安定します。

●抗ヒスタミン剤

抗アレルギー剤よりも即効性がありますが、効果の持続性に乏しいという欠点があります。

●ステロイド剤

抗アレルギー剤と抗ヒスタミン剤で症状が緩和しない場合や症状がひどい場合に使用します。使用の方法については、注意が必要です。一部の方で眼圧を上昇させ緑内障を起し、放置すれば視野欠損や最悪失明の恐れがあるため、自己判断で点眼回数を増やしたり、使用方法を変更したりしないでください。 とてもよく効きますが、副作用として眼圧が高くなる場合があるので、2週間以上点眼薬を継続する場合は定期的に通院し、必ず眼圧をチェックしてもらいましょう。

舌下免疫療法について

舌下免疫療法は、舌の下に少量のアレルゲンを投与することでアレルギー症状を緩和していくという治療法です。スギ花粉による花粉症、ダニ(ハウスダスト)アレルゲンが原因のアレルギー性鼻炎の方が対象となります。

体に対してアレルギー反応を起こす物質を体内に徐々に入れていき、体をそのアレルギー物質に慣れさせてしまう体質改善の治療法です。以前は皮下注射で同様の治療を行っていましたが、特に初期は頻繁に通院が必要なこともあり、ハードルの高い治療法でした。それが舌下免疫療法の登場により、皮下注射での治療よりも治療が受けやすくなっています。

●治療を受ける前に

下記のような方は舌下免疫療法を行うことができません。

  • 妊娠中の方
  • 喘息治療中で症状が安定していない方
  • がん治療中の方
  • 自己免疫疾患や免疫不全症などの方 など

治療が可能でも注意が必要な場合がありますのでご相談ください。また、毎日の治療を最低3年間、継続可能な方が対象となります。

●投与方法

1日1回の投与で、服用の際は舌下で1~2分間程度保持してから飲み込むようにします。また服用時は錠剤を飲み込んだ後、5分間は一切の飲食をしない、服用後2時間は激しい運動や入浴は避けるといった点にご注意ください。

●治療費について

舌下免疫療法は健康保険が適用になる治療方法です。初回は3割負担の場合、4,000~5,000円となります(検査なども含む)。その後の定期的な通院については治療費、薬代と合わせて1ヵ月あたり2,000~3,000円の負担となります(他の疾患の治療等がない場合)。

●副作用について

舌の腫れ、口腔粘膜の腫れ、口内炎、のどや耳や鼻のかゆみ、頭痛、咳などがあり、特に服用初期に現れることがあります。軽いものの場合は継続していくうちに軽減していきますのでご安心ください。最初に薬を服用する際には院内で服用いただき、服用後30分は院内で経過を見ます。
また、ごくまれに重篤なアレルギー反応(アナフィラキシー)が出ることがあります。

かめい内科・外科クリニック

診療時間 日祝
09:00~12:00
15:00~18:00

休診日:日曜・祝日

水曜・金曜の午前は、一般外来診療を行わず、予約検査のみとなります。

  • 胃カメラは月〜土、大腸カメラは月〜金で予約を承っております。
  • 胃カメラ検査は、お電話でのご予約も可能です。
     また、検査日の1週間前までに一度ご来院ください。
標榜科目
内科・内視鏡内科・
消化器内科・外科
住 所
〒208-0034
東京都武蔵村山市残堀2-14-1
TEL
042-531-8998

駐車場のご案内

■駐車場について

当院の前に8台、当院の裏に6台駐車できます。
※当院の裏の駐車場は、『かめい内科・外科クリニック』と書かれた立て看板のある区画(6台)のみです。
指定された区画以外には駐車しないよう、よろしくお願い申し上げます。
【注意事項】
近隣私有地への進入、公道への無断駐車など固くお断りいたします。
近隣の皆様のご迷惑となるため、ご理解とご協力をお願いいたします。