痔でお困りの方へ
痔は、成人の3人に1人が痔持ちとも言われているほど一般的な病気で、簡単に言えば肛門の血流が滞った状態になることで起こる病気です。
座りっぱなし、立ちっぱなし、便秘や下痢、冷え、刺激物、タバコなど、日常生活の習慣が最も多い原因で、女性の場合は便秘や妊娠、出産などで痔になる方もいらっしゃいます。また、「痔=恥ずかしい」というイメージが定着してしまっていることも事実かと思いますが、「勇気をだして治療を受けて良かった」と思われる方が非常に多いのも事実です。
痔は、ほんの少し切れたというくらいであれば時間とともに治りますが、基本的には病気ですので自然に治るものではありません。当然、放置していれば徐々に悪化してしまいます。
そして、治療を受けようか悩んでらっしゃるということは、ある程度症状が進んでいらっしゃるからこそではないかと思いますので、ぜひ勇気をもって、ご相談にお越しください。
痔の治療について
当院の院長は、東京大学医学部附属病院の大腸肛門外科で経験を重ねた「痔のエキスパート」ですので、痔には、いぼ痔(痔核:じかく)、あな痔(痔瘻:じろう)、切れ痔(裂肛:れっこう)などいくつかの種類があり、痛みの度合いや出血の程度など様々な状態が見られますが、基本的には飲み薬や塗り薬で治療を進めることができます。
尚、ごく稀な例ではありますが、痔のような症状の原因が、癌や腸の炎症の病気であることがありますが、そういった場合も当院では大腸カメラによる詳しい検査が可能ですので、気になる症状がおありの際は、いち早く当院にご相談ください。